2023年9月20日
本日(9月20日)、令和5年度第1回運行管理者試験の合格発表がありました。
合格された方は、おめでとうございます!
これまでの努力が報われて本当によかったです!
こころよりお祝い申し上げます!
運行管理者に選任されましたら、事故のない安全な社会を目指していただくようにお願い申し上げます!
今回の合格率は、34%前後と前回同様、適正な結果となっています。
貨 物 合格率33,5%(申請者数28,931人、受験者数26,293人、合格者数8,805人)
(受験者平均年齢40.1歳)
旅 客 合格率34,5%(申請者数5,663人、受験者数5,158人、合格者数1,780人)
(受験者平均年齢44.3歳)
CBT方式の試験に移行してからは、試験問題が基礎知識を問う設問が多くなっています。
同じ問題でも表現を変えて出題する傾向が顕著になっていますので、過去問だけの学習のみで、基礎
知識を持たない受験者は合格できません。
今回もその傾向に変更はないと思っています。さらに顕著になると予測しています。
例年11月に前年度の試験問題が公表されていますので、そこで改めて確認をしたいと思っています。
受験者数の減少傾向は、今回も続いており、令和4年度第1回試験よりも約8%も減少しています。
特に、トラックの減少が顕著となっています。
弊社の受講者では、現在の景気を反映し、モード別では、タクシーが増えた実感があります。
2024年問題を契機に、賃金の減少を見越し、トラックドライバーが、同じ歩合給でもより多くの収入
が見込めるタクシードライバーにシフトしている実態があります。
次回の令和5年度第2回試験が、現行の改善基準告示での最後の試験となるため、一時的に受験者数の減少
傾向に歯止めがかかるのではないか思っています。
今回、残念な結果になった皆様は、是非とも次回の試験で見事合格されることを期待しています。
弊社主催「合格講座」は令和5年度第2回試験においても今回と同様、関東各地で実施いたします。